性病 ケジラミ

性病 ケジラミ

人間につくシラミには、アタマジラミ、ケジラミ、コロモジラミがあります。アタマジラミは毛髪に、コロモジラミは衣服でおおわれる部分に寄生します。

 

昭和20年代のはじめには、日本でもアタマジラミ、コロモジラミがたくさん発生し、発疹チフスも流行しました。そのころケジラミも多かったと思われますが、大規模なシラミ、ノミの駆除作業、駆虫剤の発達により、日本ではほぼ絶滅してしまいました。

 

ケジラミは主として外陰部の陰毛につくシラミで、これも他の2種類も一時日本では全く見られなくませんでした。

 

シラミが再び登場してきたのは、昭和50年代になってからです。そのころ学童の間にアタマジラミの流行がみられることがポツポツ報告されるようになりました。

 

ちょうど、DDT、BHCなどの殺虫剤が人体に有害であるとか、発ガン性が否定できないなどの理由で、国内から姿を消した時期とも一致します。

 

アタマジラミ、コロモジラミは、不潔な生活環境下で流行し、とくに戦争などに関連して流行するものですが、ケジラミは主として性行為によって伝播していきます。

 

このため、最近ケジラミは東京や横浜などの盛り場を中心としてみられています。外国、とくに発展途上国で売春婦と接触した人が帰国して、クラブなどで若い人たちにうつすものと考えられています。

 


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ケジラミの診断と治療

ケジラミは、男女ともにカユミで発病します。ケジラミは陰毛や体毛、ワキ毛、ヒゲなど毛のある部分に寄生しますが、頭には寄生しません。

 

これは成虫の足の構造が、三角形の断面を持つ毛に寄生するのに適しているためで、成虫が卵を毛根部に生みつけると、非常なカユミを覚えます。

 

シラミや卵が見つかれば、診断は確定します。

 

治療は現在の日本では適切な殺虫剤が市販されていないので、適当な軟膏(水銀軟膏)も製造が中止されているので、医師に処方を頼むしかありません。

 

スミスリンというBHC誘導体が唯一の薬です。寄生部分の毛を剃ってしまうと成虫はいなくなりますが、1〜2週間で卵がかえるので、卵の方も完全に殺しておかなければいけません。

 

このシラミをもっているのは、主として発展途上国の安い売春婦です。それらの中には、ケジラミ予防のためか、毛を剃っているものもいます。

 

しかし、剃ってあるからといって安心してはいけません。日本ではケジラミ予防用のコンドームというものが売り出されていましたが、コンドームのスソにカサのようなツバがついているだけで、実効は期待しにくいです。

 

自分も毛を剃っておけば有効ではありますが、それは、「そこまでやる意志があれば」の問題ですね。
海外ではBHC、DDTが容易に手に入る国もありますから、売春婦と接触する前に、寄生の可能性のある部分の毛にこれらをふっておくか、接触後にこれらを用いれば有効です。

 

ですが、性感染症は他にも色々な種類がありますし、不特定多数の方との性行為や、風俗、売春婦との接触はやめた方が無難でしょう。

 

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